魔王 伊坂幸太郎
2006年 01月 10日
今日の帰りの電車で残りを読み終えました。
伊坂幸太郎さんの「魔王」
読んでる最中は感じなかったのに?表題作の「魔王」、その続編(?)ともいえる
「呼吸」の二作品がはいった、この本。良かったです
「呼吸」の後半がいい。
途端に今まで読んできたことが明確にわかってくる
心にメッセージがグワッと伝わるのだ。
呼吸の最後が、すごく良くて。もう一度魔王の後半を読み返した
そうすると魔王のよさが伝わってくる。
魔王は孤独だ、呼吸はもうちょっと優しい。
何で?どこで?とわからないけど、読み終わったら泣きたくなった。
魔王のラストもすごーくいいんだよね。
宮沢賢治の詩も効果的だ。
今週のananだったかな?伊坂幸太郎さんが載っていて、思っていたよりも全然
若くてとてもビックリした。
彼のほかの作品も読んでいて、勝手に40代くらいのおじさんと思っていたから。
この作品でも、彼の作品に共通するような島というキャラクターが出てくる
彼の書く作品は、大人になりきれてない、一人で考えてばかりで屁理屈が多い(笑)
そういう男の子がよく出てくる。
石田衣良さんも好きだけど、やっぱり作家の個性が出るというか、自分の分身のような
人が出てくるのかもしれない。
自分なりに解釈して、考えることができた。
ある意味問題提起な、この本。
これからは「自分はこういう人でありたい」という明確な考えを持って行動しないと
流されるばっかりになってしまうのだろう。
こんなストーリー、そしてこんな効果的な書き方ができるなんて
彼はすごく才能がある人なんだろうな。
伊坂幸太郎さんの「魔王」
読んでる最中は感じなかったのに?表題作の「魔王」、その続編(?)ともいえる
「呼吸」の二作品がはいった、この本。良かったです
「呼吸」の後半がいい。
途端に今まで読んできたことが明確にわかってくる
心にメッセージがグワッと伝わるのだ。
呼吸の最後が、すごく良くて。もう一度魔王の後半を読み返した
そうすると魔王のよさが伝わってくる。
魔王は孤独だ、呼吸はもうちょっと優しい。
何で?どこで?とわからないけど、読み終わったら泣きたくなった。
魔王のラストもすごーくいいんだよね。
宮沢賢治の詩も効果的だ。
今週のananだったかな?伊坂幸太郎さんが載っていて、思っていたよりも全然
若くてとてもビックリした。
彼のほかの作品も読んでいて、勝手に40代くらいのおじさんと思っていたから。
この作品でも、彼の作品に共通するような島というキャラクターが出てくる
彼の書く作品は、大人になりきれてない、一人で考えてばかりで屁理屈が多い(笑)
そういう男の子がよく出てくる。
石田衣良さんも好きだけど、やっぱり作家の個性が出るというか、自分の分身のような
人が出てくるのかもしれない。
自分なりに解釈して、考えることができた。
ある意味問題提起な、この本。
これからは「自分はこういう人でありたい」という明確な考えを持って行動しないと
流されるばっかりになってしまうのだろう。
こんなストーリー、そしてこんな効果的な書き方ができるなんて
彼はすごく才能がある人なんだろうな。
by non2t
| 2006-01-10 21:55
| 本・映画